相手を不快にさせない断り方~自分の印象もUP!

あなたは、人から頼み事をされたり飲み会などに誘われたりして断りたいとき、どのようにお断りをしていますか?

うまく断れなくて誤解を招いてしまった
無理をして受け入れてしまった
という経験がある方がいらっしゃるかもしれません。断り方に悩んでいる方へ向けて、相手を不快にさせることなく断ることができる方法をご紹介します。
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1.断り方の4つのパターン
例えば、仕事の手伝いを頼まれたとします。引き受けたい気持ちはあるのですが、あなたがやらなければならない仕事もあるため手が回りそうにありません。断ろうと思うのですが、あなたなら次のうちどの断り方をしますか?

①直接的攻撃反応
「できません!勝手に決めないでください!」「状況を見て無理ってわかりませんか?」とネガティブな言葉で断る

→[st-x] 相手に不快な思いをさせてしまうため不適切な対応!
はっきりと言葉に出して断るのは良いことですが、強すぎる口調では相手が嫌な気持ちになる上に今後の二人の関係にヒビが入りかねません。

②間接的攻撃反応
言葉には出さないがイライラしたりムッとしたりするなどネガティブな態度で示す

→[st-x] 相手に気持ちが伝わらないため不適切な対応!
はっきりと考えが伝わる言葉は無く、漠然としか伝わらない態度のみで不満や怒りを表しても相手に考えをきちんと伝えることはできません。また、こちらの言葉がないため反論の余地がない相手は「嫌(ネガティブ)な態度をとられた」というわだかまりが残り、二人の関係にヒビが入りかねません。

③非主張的反応
「わかりました」と断りたい気持ちを抑えて、何も主張せずに受け入れる

→[st-x] こちらのストレスがたまりやすくなるため不適切な対応!
要求が受け入れられた相手にとっては良いことなのですが、無理や我慢をして受け入れるとこちらのストレスがたまります。また、一度OKしてしまうと今後も頼まれる可能性がありどんどん断りづらくなります(ストレスが蓄積されます)。

④主張的反応
 「すみません。できません」と丁寧な言葉で断る

→[st-maru] こちらの意思を明確に表しており、気持ちがきちんと伝わるので適切な対応!
相手に不快な思いをさせず、かつ、自分もストレスをためない方法は、『丁寧な言葉ではっきりと断ること』です。

2.「主張的反応+3フォロー」で出来る人になる!!
「すみません。できません」と主張的反応で言うことで断ることはできますが、できればもう少し言葉を付け足すと印象が良くなります

a.残念な気持ちを述べる
「せっかく声をかけていただいたのに…」「ぜひやりたいのですが…」

b.理由を述べる
「重要な会議があって…」「家庭の事情で…」

c.代わりを提案する
「この仕事がひと段落したらお手伝いできると思います」「また今度お声がけください」

相手を傷つけないように配慮し、今はタイミングが悪いのですが頼み(誘い)をお受けしたい気持ちはありますよという姿勢を示すことが大事です。

したがって、先に挙げた例のようなビジネスシーンで仕事を受けられない時は、「すみません。ぜひやりたいのですが、私も仕事が立て込んでおりましてお手伝いできそうにありません。ひと段落した後でよければお手伝いできると思いますので、またお声がけください」と言って断ると丸く収まるでしょう。

いかがでしたか?人から頼み事やお誘いをされた時に、相手に不快な思いをさせない断り方をご紹介しました。

◎「丁寧な言葉ではっきりと断る」主張的反応をすることで相手に不快な思いをさせない!自分もストレスをためない!
◎「残念な気持ち」「理由」「代替案」を主張的反応と共に述べることで印象良く断る!
相手のためにも、自分のためにも身につけておくことをオススメします。

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